フォロー
久坂部 羊
夜中のトイレ問題で夫婦が「介護殺人の一歩手前」までいった理由
「さっさと殺せ!」「自分で死ね!」――在宅医療の現場で、50代夫婦が激しく言い争った。車椅子生活の妻は夜中に何度も夫の介助を必要とする一方、夫は睡眠不足で限界寸前。妻は「オシメもイヤ」「尿の管もイヤ」と拒み続けた。介護する側の負担と、される側の自由や尊厳は、なぜ衝突するのか。在宅医療の現場で起きた実例から、介護にひそむ「二律背反」を考える。※本稿は、医師で作家の久坂部 羊『欲張らない死に方 賢く老いるヒント』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。

がん患者への励ましのウラに潜む「善意の欲望」
「頑張って」「治療をやめたら後悔するよ」――がん治療に苦しむ家族に、そう声をかける人は少なくない。だが、その“善意”が、患者にさらなる苦しみを強いることもある。抗がん剤の副作用に耐え続けるべきなのか、高齢の親にはがんを告知すべきなのか。外科医として多くの患者と家族を見てきた医師が、自身の妻の治療経験も交えながら、「本人のため」という家族の思いに潜む意外な落とし穴を明かす。※本稿は、医師で作家の久坂部 羊『欲張らない死に方 賢く老いるヒント』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。

「強欲な人」ほど手が届かない…医師で作家が語る「上手に死ぬ人」の共通点とは?
家族や自分自身の死期を悟ったとき、延命治療やきれいごとに惑わされると「上手な死」は迎えにくくなるという。外科医・在宅医療医として人々の最期を見届けてきた久坂部羊氏が考える「上手な死」とは?※本稿は、久坂部羊『死が怖い人へ』(SBクリエイティブ)の一部を抜粋・編集したものです。

「人生は1冊の漫画だ」水木しげるが描いた“死”の比喩が鋭すぎて、ぐうの音も出ない
幼い頃から「生」と「死」を静かに見つめ、そのありようを考えてきた、医師で作家の久坂部羊氏。水木しげる氏の作品に登場する“人生は一冊の本”という比喩を手がかりに、限られた時間の中で、私たちは何を味わい、どう生きるのかを考察する。※本稿は、久坂部羊『死が怖い人へ』(SBクリエイティブ)の一部を抜粋・編集したものです。

「死ぬかもしれない」と悟ったとき「取り乱す人」と「静かに受け入れる人」の決定的な違い
医師で作家の久坂部羊氏は、自ら死を選ぶ人たちの心の奥にある揺れや葛藤に長年向き合ってきた。命をめぐる決断の背後には、どんな“思い”があるのか。生と死のはざまにある繊細な心理を丁寧にひもといていく。※本稿は、久坂部 羊『死が怖い人へ』(SBクリエイティブ)の一部を抜粋・編集したものです。
