井上弘貴
あんなにトランプ氏をディスってたのに…バンス副大統領が「華麗なる変節」を遂げたワケ
2025年2月のホワイトハウスでの、トランプとゼレンスキーとの会談。同席したヴァンス副大統領は、アメリカの支援に対して「この会談を通じて一度でも礼を言ったか」と、ゼレンスキーに声を荒げた。トランプの忠犬としてふるまったのだ。だが、かつてトランプ批判の急先鋒であったという過去を持つ。関税政策にも影響を与えたと言われる、彼の八方美人な素顔を暴く。※本稿は、井上弘貴『アメリカの新右翼:トランプを生み出した思想家たち』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。

イーロン・マスクやザッカーバーグはなぜ「総合格闘技」を習うのか?米テック右派の思想的な背景
AIは人間の仕事を奪い、不平等を拡大させるのか、それとも技術で豊かさをもたらすのか?いま、テクノロジーへの考え方は、世界で2つに割れている。そんな中、アメリカのテック右派と呼ばれるテクノ=オプティミストたちは、テクノロジーの力を全肯定してきかない。彼らが掲げる「成長主義」の行く末は?※本稿は、井上弘貴『アメリカの新右翼:トランプを生み出した思想家たち』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。

アメリカの誕生は1776年か?それとも1619年か?トランプ氏が「1619派」を敵視する理由
英国の植民地だったアメリカが、独立を宣言した1776年。「すべての人間は平等」と高らかに謳ったが、その裏には綺麗事では済まない現実があった。初代から12代目までの大統領のうち、10人が奴隷所有者であったという事実が示す、アメリカ建国における負の歴史とは?※本稿は、井上弘貴『アメリカの新右翼:トランプを生み出した思想家たち』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。
