金澤 渉
生成AIの普及により、コンサルティング業界の価値指標が激変している。これまでコンサルの代名詞だった「情報の整理」や「フレームワークによる構造化」はAIが代替可能となった。コンサル転職を支援する多くのエージェントが2025年を振り返った際のトピックスに「AI×コンサルキャリア」を挙げる。本稿では、採用選考でのケース面接の現場で今何が問われているのかを解説。さらに、MBB・BIG4・総合ファーム在籍者への独自インタビューを基に、AIの台頭による業務の変化や危機感、キャリアへの影響などを浮き彫りにする。AI時代に生き残るための「真の専門性」と「キャリアの分岐点」とは。

「とりあえずコンサル」という言葉が浸透するほど、コンサルティング業界は学生から高い人気を誇る。その理由は、若いうちから多様な業界・企業の経営課題に触れ、課題解決能力や論理的思考力を鍛えられる点にある。ただ、コンサルタントとしての経験を積んだ後、自身のキャリアに新たな可能性を求める若手ビジネスパーソンも少なくない。本稿では、「コンサル→事業会社」転職に焦点を当て、そのメリットと現実を徹底解説する。
