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三島邦弘

編集者

みしま・くにひろ/1975年、京都府生まれ。出版社2社で単行本の編集を経験したのち、2006年10月に単身、株式会社ミシマ社を設立。「ちいさな総合出版社」を標榜し、ジャンルを問わず一冊入魂の本を刊行している。現在は、東京・自由が丘と京都市の2拠点で活動。2019年には新レーベル「ちいさいミシマ社」を始動。2021年10月より書店と出版社をつなぐ「一冊!取引所」の代表もつとめる。著書に『計画と無計画のあいだ』(河出文庫)、『パルプ・ノンフィクション』(河出書房新社)、『失われた感覚を求めて』(朝日新聞出版)、『ここだけのごあいさつ』(ちいさいミシマ社)がある。

芥川龍之介や谷崎潤一郎に不朽の名作を量産させた名編集者、書き手をやる気にさせる「すごいキャラ」とは
三島邦弘
戦争下での検閲、現在のマーケット至上主義…出版業界は「危機」にさらされ続けている。そんな中、問われるのは出版社や編集者のあり方だ。AIがますます進化する現代において、編集者にしかできない役割とは。「一冊入魂」の出版社・ミシマ社の代表である著者が、「仕事としての出版」の現実とこれからを語る。※本稿は、編集者の三島邦弘『出版という仕事』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。
芥川龍之介や谷崎潤一郎に不朽の名作を量産させた名編集者、書き手をやる気にさせる「すごいキャラ」とは
夏目漱石が岩波書店創業者・岩波茂雄に「本の原価率」について説教!?名作「こころ」誕生秘話
三島邦弘
大正3年、岩波書店から刊行された夏目漱石の『こころ』。この1冊の背景には、文豪と出版創業者の情熱が交錯していた。装丁まで自ら手がけた漱石と、出版社を志した岩波茂雄。名作誕生の裏側にあった2人のやりとりは、いまなお“出版の原点”を教えてくれる。※本稿は、編集者の三島邦弘『出版という仕事』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。
夏目漱石が岩波書店創業者・岩波茂雄に「本の原価率」について説教!?名作「こころ」誕生秘話
出版の本当の危機は“売れないこと”ではない!?AI時代に出版を守る“編集者の矜持”
三島邦弘
明治から大正にかけて、作家と社会をつなぐ“編集者”という職業を切り拓いた滝田樗陰。文芸と時事を行き来しながら、雑誌を通して人々の価値観や社会の変化を映し出した。その姿には、書き手の情熱を引き出し、読者と共有する“出版の原点”がある。現代の編集者・三島邦弘が、その仕事から見出した「出版の本質」とは。※本稿は、編集者の三島邦弘『出版という仕事』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。
出版の本当の危機は“売れないこと”ではない!?AI時代に出版を守る“編集者の矜持”
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