村上貴弘
人の話じゃないのにぶっ刺さる…「寝ないアリ」と「よく眠るアリ」の“寿命の差”がエグすぎた【アリ研究者が解説】
寝不足で働き続けるショートスリーパーと、たっぷり睡眠をとるロングスリーパー。この違いは、人間だけでなくアリの社会にも存在していた。人間そっくりに寝て、そして子育てをするアリたちの生態を通して、「正しい睡眠のあり方」を探る。※本稿は、岡山理科大学理学部動物学科教授の村上貴弘『アリ先生、おしゃべりなアリの世界をのぞく』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。

「アリはしゃべるぞ!!」研究者たちが衝撃…巣穴で交わされていた「ヤバい会話」
アリはフェロモンで意思疎通していると言われてきたが、近年の研究で、アリは“音”でも仲間と会話していることがわかった。13年にわたりアリの音を解析してきた地球環境科学者の筆者は、「アリ語の翻訳」ができるようになったと明かす。私たちがアリと話せる日は、もう遠くないのかもしれない。※本稿は、岡山理科大学理学部動物学科教授の村上貴弘『アリ先生、おしゃべりなアリの世界をのぞく』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。

「アリvsアリ」3000回の観察で判明!“北のアリ”は“南のアリ”より、他者に優しかった
SNSでの対立や価値観の分断が深まるいま、私たちはどうすれば他者と共生できるのか。そのヒントは、意外にもアリの習性にあった。生存環境が厳しい北に住むアリほど、よそ者に対して寛容で協力的になることが実験でわかったのだ。アリが示す、多様化する社会で生き延びる知恵とは?※本稿は、岡山理科大学理学部動物学科教授の村上貴弘『アリ先生、おしゃべりなアリの世界をのぞく』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。
