保坂 亨
「具合が悪くても休まない」ことが称賛される国・日本の「皆勤賞」が残した価値観
「具合が悪くてもがんばる」は、長く日本社会で美徳とされてきた。学校現場では皆勤賞がその象徴とされる。この意識はどこから生まれ、なぜ変わりにくいのか。長年、教育現場に携わってきた保坂 亨氏が、その影響について解説する。※本稿は、教育心理学者の保坂 亨『「休むと迷惑」という呪縛 学校は休み方を教えない』(平凡社)の一部を抜粋・編集したものです。

「研究と修養」はどこまでが仕事?教員を縛るグレーゾーンの正体
教員は、法律上「研究と修養」に努めることが求められている数少ない専門職だ。研修と自己研鑽、業務と善意、その境界は曖昧なまま運用されてきた。残業代の出ない給与制度や、部活動指導といったグレーな業務も重なり、教育現場は“特殊な労働環境”として成り立っている。こうした仕組みが生み出した歪みとは?※本稿は、教育心理学者の保坂 亨『「休むと迷惑」という呪縛 学校は休み方を教えない』(平凡社)の一部を抜粋・編集したものです。

「休めない若手医師」はなぜ生まれるのか…専門職育成に潜む「自己研鑽」という呪縛
医療現場における若手医師の働き方が問われている。なかでも、研修や研究とされてきた「自己研鑽」は、どこまでが学びで、どこからが労働なのか。この問いを起点に、専門職を育てる日本の仕組みを見つめ直す。※本稿は、教育心理学者の保坂 亨『「休むと迷惑」という呪縛 学校は休み方を教えない』(平凡社)の一部を抜粋・編集したものです。著者の了解を得て、改変を行った箇所があります。
