【NISA投信グランプリ2024・世界株部門】最優秀賞は米大手ITにも投資する「ブラックロックESG世界株式ファンド」! つみたて投資枠でも購入可
第2回となる「ダイヤモンド・ザイNISA投信グランプリ2024」では、新NISAで買える好成績のアクティブ投信を表彰している。「1.どれだけ上がったか(成績)、2.どんな時も下がらない(下がりにくさ)、3.ずっと優等生(成績の安定度)」の3つの基準で、完全な実力主義で評価。「個人投資家にとって本当にいい投資信託」にこだわっているのが特徴だ。全7部門のうち、「世界株部門」の受賞投信4本を紹介する。
ESGやセキュリティ、半導体など特徴ある投資信託ばかり
米国、ヨーロッパ、新興国と世界中への分散投資を目指すなら世界株の投資信託が選択肢になる。最優秀賞、優秀賞と合計で4本を選出したが、いずれも際立つ特徴を持つものになった。社会的な関心が高まるESGを筆頭に、セキュリティ、高級ブランド、半導体と投資先に特徴がある。内容に応じて運用成績の高さや下がにくさなど、各項目の点数にバラツキも。中身を吟味して自分にとってのベストな1本を選んでみよう。
ブラックロックESG世界株式ファンド(為替ヘッジなし)
(同部門の平均)
独自の計量モデルが機能しバランスよく高評価!
グローバル・セキュリティ株式ファンド(年1回決算型)
(同部門の平均)
どの期間においても80点以上の好成績!
売上高の半分以上をセキュリティ事業で稼ぐ企業が投資対象。セキュリティに特化し、中小型を中心として5つの分野の50銘柄に投資している。この分散効果によって、テーマ型ながら成績が安定しているのが特徴だ。最大下落率はマイナス11%で、下がりにくさは89.3点の高得点に。成績の安定度も5年を通じて常に50点以上を維持している。セキュリティ事業に特化した銘柄はM&Aの対象になりやすく、17年以降に12 銘柄が業界他社に買収された。これが成績に大きく貢献している側面も。 ⇒詳細はこちら
販売会社/auカブコム、 SBI、 松井、 マネックス、 楽天、 安藤、 池田泉州TT、 永和、 岡三ほか ⇒販売会社一覧はこちら
iTrustプレミアム・ブランド
(同部門の平均)
野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)
(同部門の平均)
- 【NISA投信グランプリ2024・番外編】「オルカン」やS&P500型など新NISAで買えるインデックス投信の信託報酬ランキング! 低コスト投信が集結(2024.04.19)
- 【NISA投信グランプリ2024・もっとがんばりま賞】人気なのに成績が悪い「ひふみプラス」「さわかみ投信」は復活できる?(2024.04.19)
- 【NISA投信グランプリ2024・フレッシャー賞】「One高配当利回り厳選ジャパン」や「フィデリティ・世界割安成長株投信Bコース」が受賞!(2024.04.19)
- 【NISA投信グランプリ2024・リート部門】最優秀賞は割安銘柄の比重を高くする「ダイワ米国リート・ファンドII(年1回決算型)」!(2024.04.19)
- 【NISA投信グランプリ2024・新興国株部門】最優秀賞は組入銘柄の平均配当利回りが5%の「ピクテ新興国インカム株式ファンド(1年決算型)」!(2024.04.19)
- 【NISA投信グランプリ2024・世界株部門】最優秀賞は米大手ITにも投資する「ブラックロックESG世界株式ファンド」! つみたて投資枠でも購入可(2024.04.19)
- 【NISA投信グランプリ2024・米国株部門】最優秀賞はGAFAMなどに早くから投資した「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース」!(2024.04.19)
- 【NISA投信グランプリ2024・日本中小型株部門】最優秀賞は成長期待が高い割安株に投資する「ニッポン中小型株ファンド」!(2024.04.19)
- 【NISA投信グランプリ2024】新NISAで買える本当にいい投資信託の「3つの選定基準」とは? 「成績」「損しにくさ」「安定性」をザイが採点(2024.04.19)
- 【NISA投信グランプリ2024・日本株総合部門】最優秀賞はつみたて投資枠で買えて信託報酬も低水準の「大和住銀DC国内株式ファンド」!(2024.04.19)
- 【ザイNISA投信グランプリ2024】受賞投資信託の販売会社一覧(2024.04.19)
- ザイの投信グランプリ[2023年]受賞ファンド一覧 (2024.04.18)