【NISA投信グランプリ2024・世界株部門】最優秀賞は米大手ITにも投資する「ブラックロックESG世界株式ファンド」! つみたて投資枠でも購入可
第2回となる「ダイヤモンド・ザイNISA投信グランプリ2024」では、新NISAで買える好成績のアクティブ投信を表彰している。「1.どれだけ上がったか(成績)、2.どんな時も下がらない(下がりにくさ)、3.ずっと優等生(成績の安定度)」の3つの基準で、完全な実力主義で評価。「個人投資家にとって本当にいい投資信託」にこだわっているのが特徴だ。全7部門のうち、「世界株部門」の受賞投信4本を紹介する。
ESGやセキュリティ、半導体など特徴ある投資信託ばかり
米国、ヨーロッパ、新興国と世界中への分散投資を目指すなら世界株の投資信託が選択肢になる。最優秀賞、優秀賞と合計で4本を選出したが、いずれも際立つ特徴を持つものになった。社会的な関心が高まるESGを筆頭に、セキュリティ、高級ブランド、半導体と投資先に特徴がある。内容に応じて運用成績の高さや下がにくさなど、各項目の点数にバラツキも。中身を吟味して自分にとってのベストな1本を選んでみよう。
ブラックロックESG世界株式ファンド(為替ヘッジなし)
(同部門の平均)
独自の計量モデルが機能しバランスよく高評価!
同社で35年の歴史がある計量モデルによって運用されている。ESGを冠するが、環境関連などの銘柄に偏っておらず、組入上位はマイクロソフトやエヌビディアなど米大手IT企業が多い。ブラックロックが長年かけて築いた独自の計量モデルを用いることで、ESG重視と好成績が両立できている。5年の運用成績は約140%と指数を10ポイント超上回る。この計量モデルは下がりにくさにも有効に機能しており、平均の最大下落率マイナス17.6%に対してマイナス12.9%にとどまった。 ⇒詳細はこちら
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グローバル・セキュリティ株式ファンド(年1回決算型)
(同部門の平均)
どの期間においても80点以上の好成績!
売上高の半分以上をセキュリティ事業で稼ぐ企業が投資対象。セキュリティに特化し、中小型を中心として5つの分野の50銘柄に投資している。この分散効果によって、テーマ型ながら成績が安定しているのが特徴だ。最大下落率はマイナス11%で、下がりにくさは89.3点の高得点に。成績の安定度も5年を通じて常に50点以上を維持している。セキュリティ事業に特化した銘柄はM&Aの対象になりやすく、17年以降に12 銘柄が業界他社に買収された。これが成績に大きく貢献している側面も。 ⇒詳細はこちら
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iTrustプレミアム・ブランド
(同部門の平均)
野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)
(同部門の平均)
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