ここまで息子に投資したのに
この程度の嫁をもらうのか

 男性の父親と20代の彼女との会話にはこんな一幕も。

父親「君はドキンちゃん(近視のこと)か?」

彼女は「え?ドキンちゃん(アンパンマンのキャラクターのこと)なら大好きです!」

父親「……?」

 結婚したとしても先が思いやられたことだろう。結局、このカップルは破談となった。

 また、母親がネックになることもある。

 ある40代の男性の母親から、お見合いでおつきあいに進んだ20代女性とのデートの前に必ず「女性に何をプレゼントしたらいいでしょう」と私に連絡があった。40代にもなって、自分が女性に渡すプレゼントを母親に相談するという時点で、その依存体質がうかがえる。

 その男性は、縁談が進んでも、「ママのほうが上品だ」などと、女性と母親を比べることもしばしばだった。

 そんなことが続いたある日、なんと母親から「この縁談を壊してくれませんか」と連絡が入った。

 驚いた私が、本当にいいの?と男性のほうに確認すると、「ママがそうしたいならそうする」という返事が。破談までママ次第なのである。

 このパターンは一度や二度ではない。よくあるケースなのである。

 この「ママパパ病」は、そもそもは両親が病気の原因である。「ここまで息子に投資してきて、この程度の嫁をもらうのか」と考える病的な発想が問題の根源にある。

 しかしながら、この「ママパパ病」を患う男性には、その両親に抗おうとする力がない。依存しきった関係から抜け出せないのである。