気づかれてないつもりで
泳がされていることも……

 バレてないと思っているのは自分たちだけかも、というケースもある。

「自分の働くサロンのオーナーと不倫している友達がいます。ある日、奥さんが何かの用事でその子の職場に来たそうなのですが、帰り際その子のところに来て『離婚はしないけど、うちの夫をよろしくね』って言ったそうです……」(30代女性)

「既婚の友達と話しているとき、夫の不倫や不倫疑惑の話でひとしきり盛り上がった。その中で一人だけ、ニコニコして何もしゃべらない子がいるので、『○○の旦那さんは不倫してなさそうだよね』と話を振ると、『慰謝料をがっつり取るために、1年以上前から証拠集めしているよ』とニヤリ。びっくりしました」(30代女性)

 気づいてすぐに責められるパターンばかりではなく、しばらく「泳がされる」こともあるのだ。

 実際に慰謝料を支払ったケースについては、次のようなエピソードが。

「学生時代、友達がバイト先の店長と不倫していました。結局店長は離婚したのですが、奥さんが店長だけでなく、不倫相手の彼女にも慰謝料を請求。確か、月に1万円を2年間とかだったと思います。彼女の分は店長が代わりに払っていたけれど、実は店長は他にも不倫相手がいて、そっちの不倫相手も慰謝料を払うことに。そちらとはすでに関係が切れていたために店長が払わず、本人が払っていたそうです。不倫を解消した方は自分で慰謝料を払って、不倫を続けた方は結局自分では払ってない……って、理不尽な話だなと思いました。一番悪いのは男性ですが」(30代女性)

 繰り返すが不倫の代償は大きい。

 最後のエピソードはこちら。

「以前、職場に30代後半の女性の先輩Aさんがいました。既婚者で子どももいて、どちらかといえば地味なタイプの人。けれど、あるときを境に急にファッションが華やかになって、きれいになったと評判でした。その後Aさんはすぐに3人目の子どもが生まれて『上の子2人と年齢が離れているけど、初めて男の子でうれしい』とうれしそうで、『母親は男の子を恋人みたいに思うっていうけど、だから先輩はあんなにきれいになったのかな』と同僚と話していました。それから10年ほど経ってから、風の噂で『実は当時、Aさんは社内不倫していた』と聞いて……。もうすでにAさんも相手の男性も会社にいないのですが、3人目の子の父親はもしかしたらと思うと……」(40代女性)

 平穏だと思っている日常。あなたが見落としているだけで、実は「不倫」という糸のつながりが隠れているのかもしれない。