また、夕方に帰社してからしなければならないデスクワークも多いため、手軽に空腹が満たせる甘い飲み物やお菓子を買うことも多いようです。営業職は活動量が多い職種なので、適量であれば問題ありません。

 ですが、「疲れをとるために」「時間がないから」または、「一食スキップした方がダイエットになる」といった理由でそうしたものを食事替わりにしてしまうのは問題です。「忙しくて食べる暇がない」といわれる方もいらっしゃいますが、実際は、お弁当ひとつでも5~10分もあれば食べ終わります。もちろん、戻ってすぐ取り組まなくてはいけない仕事もあると思いますが、「20時までには10分休憩をとる」などと自分の中で時間に線引きをして、“食事を抜かない習慣”を作ることが大事です。

数字ノルマだけでなく
「食事のノルマ」も設けよう

 営業職の方は、本人が調整できることに限りがあります。Aさんのように、飲み物はノンカロリーのもので徹底すると決めたり、自分の中で「これだけは守る」というマイルールを作るといいでしょう。

 “食事を抜かない習慣”の他には、次のようなことが考えられます。

 ・大盛りはやめる

 次にいつ食べられるかわからないと、つい「今のうちにしっかり食べないと」と思ってしまいがちです。そうして急いで食べたり、大盛りにしても実は満たされていなかったりしませんか?習慣化している大盛りはやめて、ちゃんと食べる時間があるときに野菜を一品足す、というようにしてみましょう。

 ・野菜から食べるようにする

 定食であれば、野菜から食べるというのは難しくないと思いますが、牛丼を頼んで玉ねぎだけ食べるというのは難しいですよね。この食べ方を意識すると、食べ順ダイエットになるのはもちろんですが、どれだけ野菜が不足しているかも自覚することができます。

 食事が不規則になるのは、営業職に限った話ではないでしょう。しかし、昼食の時間が夕方にさしかかったり、かと思えば接待で夕方早くから遅くまで飲むことがある、というような時間の振れ幅の大きさは営業職ならではのことかもしれません。

 でも、朝、昼、晩と規則正しい食事をすることが大切なのは、健康的に暮らすためだけではありません。食事のリズムが不規則で、睡眠もまちまち…というふうに、体内時計が狂いやすい生活を続けると、疲れを感じやすくなったり、精神的に不安定にもなりやすくなってしまいます。