美意識が高い若手社員

お弁当、自炊、外食をうまく使い分けましょう

 新入社員研修などで若手社員の方々にお話させていただくと、健康への意識の高さに驚かされます。

 しかも、中堅以降の社員によく見られるような「前より(お酒が)飲めなくなった」「疲れが残りやすくなった」「今まで通り食べているだけなのになぜか太る」といった悩みとは全く違う視点が目立ちます。

 「肌をよくしたい」
 「もっと痩せたい」
 「筋肉をつける食事が知りたい」

 など、どちらかというと美容寄りになります。それも、男だから、女だから、という線引きがないのも今時の傾向かもしれません。

1日1000円に収めるメニュー

 美意識の高さの他に、若手社員の食事記録から気づかされることがあります。食事に気を遣わないタイプと気を遣うタイプの差が大きく開いているという点です。ここで、2タイプの若手社員の食事記録から、メニューの選び方についてお伝えします。

 食事に気を遣わないタイプの人は、コンビニで手に入る手軽さを重視し、自炊はほとんど行いません。片手で食べられるようなメニューを好んでいます。

 そんなAさんの食事記録は以下のようなものです。

 朝 スティックパン、コーヒー牛乳(500mlパック)
 昼 栄養補助食品、ゼロカロリーの炭酸ジュース
 夜 カップラーメン、おにぎり2個

 「空腹を満たせればいい」というスタンスなので、当然、食事の予算も低くなり、飲み物も入れた大体の予算が毎食300円程度です。

 一方で、食事に気を遣うタイプの人もいます。お金の管理がしっかりしていて、コスト感覚も優れているので、自炊も苦になりません。