連載第9回、第10回と好評を博した対談。さらに気になる会話がありました。「あと、『塩アイス伝達法』。これ、お笑い界の世界で言う、『フリ』と『オチ』の話といっしょなの。要は、最後の言葉を活かすために、枕詞が重要だと。お笑いの教科書にもあるんです。なんでこれが相手にささっているのか、わかるようになっているわ」とありました。今回は、重版も決まった『モテるメール術』より「塩アイス伝達法」を紹介します。
相手を褒めたいときは
反対語を枕に置くと効果倍増!
メールで相手の関心を買いたいからといって、むやみに褒めまくっても、逆に何か下心があるのではと勘繰られてしまうのがメールの難しいところ。こんなときに使ってほしいのが「塩アイス伝達法」です。
甘い褒め言葉(言いたいこと)の前に、わざとピリ辛な反対の言葉を入れることで「私のことちゃんとわかってくれている!」と相手に響かせることができちゃうんです。簡単なテクニックなのに、効果バッチリなので試してみてください。
×「優しいね」
〇「一見怖いけれど、優しいよね」
×「面白いね」
〇「真面目そうなのに、面白いね」
×「頭いいね」
〇「遊んでそうなのに、頭いいね」
「塩アイス伝達法」での注意点は1点。下げてみせる箇所に、年齢や身長、生い立ちなど自分の努力では変えられない点は触れないようにしましょう。