話題沸騰の『モテるメール術』。男性がモテるためのメール術は、女子会を通じて年間2000人弱の女性と会っているオネエ系のKENJIさんの目にはどのように映ったのか。最近の恋愛事情を女性と男性の側面から見ると、『モテるメール術』の面白い読み方がありました。
女性にとっては、『男のトリセツ』
女子会プロデューサー
東京生まれ。大学卒業後に大手芸能プロダクションへ入社。在籍中に芸能スクールの運営、お笑いタレントのプロデュース、アーティストのマネジメント、会長秘書を経験し、活動の幅を広げる。上記企業のグループ会社にて経営を学び、2013年に独立。同年8月1日に株式会社スリースマイルを設立。
今までに、2万人以上の女性たちと向き合い、年間400回以上女子会をプロデュースしている女子会のプロ。女性の本音を数値化分析することを得意とし、女性のしぐさや言動などから本音を引き出す様子がテレビで話題を呼んでいる。
現在では、女性に特化したユニークなサービスを幅広いジャンルで提供している。
2014年から専修大学講師。著書に、『女子会のお作法「汚ブス」にならないための39か条』(産学社)、『汚ブスの呪縛』(サイゾー)がある。また、『内面美人への道』女子SPA!(扶桑社)、『あまから女史疲れ』テレ朝芸能&ニュース(テレビ朝日)のWEB連載をもつ。
KENJI 『モテるメール術』、拝読しました!女性を俯瞰して見ながらつくられているので、男性でも女性でもさらっと読めちゃいますよね。ただ、女性からの意見を代表して言うなら、「なんで、ノウハウにまとめちゃったのよ!」と。
白鳥 それ、わかります~(笑)。
KENJI 「いいな」と思っている人からメールが来たらホイホイついていくけど(笑)、微妙な人からメールが来てもこの内容だと断りようがないわ。
まさに、断る文句が品切れ状態!!
ここで断ったら嫌な人になると思わせちゃう内容。女性はいい人になりたいからね~。
反対に女性は、この本で男の行動パターンがわかる。「こういう誘い方をするんだな」という心構えをしていれば、「こう返せば……」がわかる。だから、ぜひ女性にも読んでほしいわ。
白鳥 そう。あとで触れたいのだけど、じつは、女性も男性のことをしらずしらずに傷つけているんですよね。この本で女性にもマナーを知ってほしいと思っているんです。
KENJI 男性からすれば「モテるメール術」なんだけど、女性からしたら「男のトリセツ」のようなもの。「返答しづらいメールを送られたことがある!」「まさに今、ブサメールが来て返答に困っていた!」など相手がどういう気持ちでメールを送っているのかがわかると、良くも悪くも誤解を招かない対応ができるわ。
どれも、学校では教えてくれないことばかり。最初に聞きたかったんですけど、なぜ、今回、本にしたんですか?