同じCxOであっても
大企業と中小・ベンチャー企業では異なる

本連載の著者・丸山貴宏さんの『そのひと言で面接官に嫌われます』が好評発売中!
青春出版社
192ページ
926円(税別)

 一度CxOになると、そこには一般職、管理職層とは別の転職市場が存在するため、CxOとしてのキャリア転職ができるようになります。経営職と管理職は異なる世界なので、もちろん、転職市場も別の世界になるのです。

「CxOになるには海外MBA(経営学修士)は必要ですか?」というご質問をいただくことがありますが、日本企業であれば必須ではありません。ただし、外資系企業ではやはりMBAを持っていないと厳しい。アイビーリーグ(IVY League;アメリカの名門私立大学、ハーバード大学やイェール大学など8校から成る連盟)などの有名校である必要はありませんが、一定以上のMBA水準がないと難しくなります。

 付け加えると、大手商社などでは、役員に風格や人間的なオーラを感じさせる方が多い。そうした会社では明らかに、役員に人格的な要素まで求められているのだと思います。一方、中小企業やベンチャー企業には、いろんなタイプの方がいます。

 また、大企業ではいかにミスを犯さないかが重視されるのに対し、中小企業・ベンチャー企業ではミスよりもスピードの速さが重視されるといった違いもあります。これはどちらが良いか悪いかでなく、大企業と中小企業・ベンチャー企業のCxOは同じ名称であっても、異なる職種の様相があるということです。