前回に引き続き、お見合い検索サイトの歩き方をお伝えしていこう。
前回男性については「チビ・デブ・ハゲを狙え」とお話ししたが、今回は女性の選び方についてお伝えしよう。
私が使っているとあるお見合い検索サイトでは女性は3万人5000人以上の登録があるほど、完全に「女余り」の状態だ。それなのになかなかいい女性と巡り会えないというのはなぜか。
それは、とにかく男性は、女性を顔と年齢で条件を絞って、狭い範囲で選びすぎるからだ。
まずこの手の顔・年齢で女性を選ぶ男性は、正確な自分の「結婚市場価値」をすっかり忘れてしまっていることを頭に入れてほしい。
結婚市場価値とは自身の年収・職業・学歴・身長といったスペックのことである。男女どちらかの市場価値がずれている場合、お見合いが成立することはあり得ない。
たとえば、資産も預貯金もなく年収が極端に低い高年齢の男性が、見た目もとても綺麗な若い女性にお見合いを申し込んでも、答えは必ずNOとなる。これは当然極端な例だが、ここまでといわずとも、自身の市場価値を忘れる、または無視する人は多い。そういった人に限って、多数の女性がいる状況の中で「いい女性がいない!」と鼻息荒く憤るのである。
まずは自身の市場価値を見極め、きちんと受け止めることが大前提である。
自身の市場価値を測るには、ある種、専門家の経験則も必要になる。実際にお見合いの申し込みをして様子を見る効果測定の期間も2〜3ヵ月ほど必要となるため、時間がかかるのはネックであるが、一度把握をしてしまえば、お見合いの成立にはあまり困らない。お見合いの申し込みをして断られてしまう人は、自身の市場価値をもう一度見直す必要があるだろう。