服は「着るもの」ではなく「装うもの」だ。 

 では、どう装うのか?

「なりたい自分になれる服」を身にまとうのである。

収入を上げるためには
すでに高収入に見える必要がある

『「成功している男」の服飾戦略』しぎはらひろ子 著 三笠書房刊 1,400円+税

 さて今回は、「なりたい姿」になるためのスーツの選び方、買い方について書いていきたい。

 まず、

 「何を得るためのスーツなのか?」

 という目的を明確にすることで、「買うべきスーツの方向性」と「スーツ購入の費用」が明確になる。

 具体的には、毎日の仕事着として身に着けるスーツなのか、プレゼンや接待など「ここぞ」という時に着る一着なのか、ということである。

 服飾戦略で私が用意するスーツの価格は、平均で10万~16万円。

 なぜなら「収入を上げる」ためには、「すでに高収入を稼いでいる人」に見える必要性があるからだ。

 たとえば、品格があり、見るからに高価で仕立てのよいスーツを着ている人は、「仕事がうまくいっている人」「稼ぎのよい人」であると、ほとんどの人が想像するだろう。

 スーツは、どれも同じように見えるが、「選び方」「装い方」で大きな差が出る。

 私は、

「毎日の仕事スーツは収入を目安に、今より一ランク上の価格帯を購入すること」

「勝負スーツは、目的に応じてお金をかけること」

 をお勧めしている。

 日々のスーツを購入する際の価格の目安は、年収の1.2%だ。

 勝負スーツに関しては、年収の1.5~3%が目安である。