分煙で喫煙者がタバコ休憩
連絡取れずストレスに

 最後に、意外なところから挙がってきたルール変化を紹介したい。

「昔と比べて、手洗いに対する会社の取り決めが厳しくなった。ノロウィルスなどの影響で、冬場はオフィスに入ると必ず手洗いを求められる。大切なことだが、どうしてもそれを習慣化できず、たびたび他の社員に注意された」(40歳男性/通信)

「昔よりマスクを着用する人がとても多くなり、少しでも風邪気味ならマスクをしないと周りから注意されるようになった。もちろん他の社員にうつしてはいけないのでマスクを着用するが、自分は昔からマスクが苦手。暑苦しくて仕事に集中できない。風邪をひきやすい冬はそれが大きな悩み」(33歳男性/事務)

「うちの会社では、かつて自分の机でタバコを吸っても良かった。今は喫煙所に行かなければ吸えない。私は非喫煙者なので、その変化は嬉しかったが、一方で、喫煙者がタバコを吸いに行ってつかまらなくなるケースが多い。いつまでも戻ってこなかったり、大事な会議の前にタバコを吸いに行ってしまったり。目の前で吸われるよりは良いが、今は今で別のストレスがある」(54歳女性/精密機器)

 衛生面やタバコに対する価値観の変化から、会社のルールも変わっている。「タバコ休憩が長すぎる」という問題については、先日もネットを賑わせたばかりで、非喫煙者からすると「タバコを吸いに行ってくる」という休憩方法には不満の声があるようだ。

 デジタルツールの進化や、価値観の移り変わりによって変化した会社のルール。定着しつつある今のルールも、きっと10年経てばまた様変わりしている可能性もあるだろう。そんなルールの変化に対応することも、ビジネスパーソンにとっての仕事なのかもしれない。