シリーズ97万部突破の大ベストセラー『伝え方が9割』の著者で、先ごろ発売された『まんがでわかる伝え方が9割』も好評の佐々木圭一さんと、映画も大ヒットした『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』の著者であり、新刊『人間は9タイプ』も話題の坪田信貴さん。約1年半ぶりとなったお二人の対談は、互いの新刊についての話で盛り上がりました。
坪田さんの塾には「Fun=楽しさ」がある
佐々木 『人間は9タイプ』読ませていただきました。心理学の手法を応用して人のタイプを9つに分け、それぞれの対応法を解説していて…とても面白かったです!
坪田 ありがとうございます!
佐々木 僕がいま高校生だったら、坪田塾に入りたかったです。ただ、残念ながらもう44歳のいいオッサンで…。
坪田 入る必要ないでしょう(笑)。
佐々木 いやいや、坪田塾ならば、自分自身の能力を引き出してくれそうだと思えるんですよね。…どこの塾に入っても、それなりに頑張れるとは思うんですが、坪田さんのところは「Fun=楽しさ」がある。より頑張れる環境だと思うんです。しかも、この本にはまさに僕が学びたかったことが書かれていて、「ああ、もう本当に、こういう本が読みたかったんです!」と。
坪田 本当ですか。ありがとうございます。診断テストもやっていただいたとか。
佐々木 やりました。本の中にも診断ページがありましたけれど僕はネットで。採点もしてくれるので簡単でした。その結果、こんなふうに…(診断結果を見せる)。
坪田 なるほど!「達成者タイプ」が最も強くて、「統率者タイプ」が2番目ですか。へ~!
佐々木 本には各タイプの取扱説明書が書かれていましたね。「達成者タイプ」は競争心が強く、上昇志向を強く持っていて、目標へ向かって頑張ることが得意な人。負荷がかかるようなチャレンジに心が燃えますが、頑張りすぎて無理しすぎるところがある。偉く見られたいのに実力が伴わず、うわべだけ取り繕って見栄っ張りになる人もいる…とか。
坪田 佐々木さんの場合、後半は違いますけどね。学生など若い人だと、そうなりがちだという意味です。