皆さん、こんにちは。当連載の累計PVが500万を突破した石渡です。ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。

 そして、この連載の書籍化が6月ごろになることがほぼ内定しました。なぜ「ほぼ内定」かと言いますと、書籍刊行の話自体はすでに決定済み。ただ、連載をそのまま書籍とするのではなく、「冒頭のフィクション部分を漫画化」「本文は追加取材などをして改稿」が条件。現在、その作業をフルスピードで進めています。

 刊行時期が決まりましたら、また改めてお知らせします。

 それから、タイトルについて、今週、アンケートを実施しますのでご協力のほどよろしくお願いします。

文系出身者でも活躍できる光学部品メーカー
「ナルックス」の気になる採用事情 

 さて、今週のテーマは「無名企業・第二弾」です。リクナビで年収1000万円以上出すと言いきっている企業があります。

「当社は世界標準の見地から能力の高い人はどんな高収入でも得られるのが当然であると考えています。将来的には年収1000万円~1500万円、さらにそれ以上得ることも可能です」

 サラリーマンの平均年収は406万円。その倍以上と言うのはなかなかあるものではありません。

その企業の名前はナルックス。どんな企業か、取材に行ってきました。取材に応じてくれたのはナルックス株式会社総務部で採用をご担当されている岩川大祐さんです。

岩川 「弊社のメインは光学プラスチック製品ですが、ガラス製品も開発しています。3本柱の一つであったプリズムの需要は減ってきており、現在はプリンターに使われるfθレンズ、DVDやCD・ブルーレイディスクの読取り・書き込み系に使われるPICKUPレンズ、その他イメージングレンズ等が主力製品です」

 さあ、のっけから文系出身の石渡にはイメージしづらい話が登場しました。簡単にまとめると、光学部品メーカーということでしょう。