
新聞配達、郵便配達、そば屋の出前……日本の風景に溶け込んできた“日常の足”、50ccのスーパーカブが消えつつあるのをご存じでしょうか。排ガス規制対応のため、国内メーカーの50cc原付は2025年10月31日で生産終了してしまったのです。その代わりに登場したのが「新基準原付」。これは、総排気量は50㏄超~125㏄以下、最高出力は4.0kW以下と50cc相当に抑えてあり、原付免許で乗れるというもので、いわば「新しい原付」という位置づけ。今回はホンダから新基準原付のスーパーカブと、小型二種免許が必要なスーパーカブをお借りして、フェルさんが2台を乗り比べします。どれくらい違うものなのか。そして新基準原付とはどのようなバイクなのか、必読です!(コラムニスト フェルディナント・ヤマグチ)
まだカナダ!氷点下30℃イエローナイフから、温暖なバンクーバーへ
みなさまごきげんよう。
フェルディナント・ヤマグチでございます。
今週も明るく楽しくヨタ話から参りましょう。
いまだカナダで粘っております。イエローナイフからバンクーバーに移動しました。イエローナイフを発ったのは午前5時過ぎ。気温はマイナス30℃です。さぶい。
ご覧の通りCAさんは機内でも分厚いコートにマフラーを着用。乗り込みのためにドアを開けていたので、飛び立ってもしばらくは機内温度が低いのです Photo by Ferdinand Yamaguchi
移動当日のバンクーバーの気温は6℃。こんな温度でも暖かく感じてしまう。アーリーチェックインをして午前中は惰眠を貪って、午後から街を散策しました。バンクーバーはとても美しい街です。
これは美しい。街の向こうには湾を通して山が見えます Photo by F.Y.
街から30分の場所にスキー場があるので、道具を借りて軽く滑ろうか、という話になりました。ツーリストセンターに問い合わせると、「今年は雪不足でコンディションが悪いから、行かないほうが良いわよ。日本人ならニセコにお行きなさい」と。何と正直な観光案内なのでしょう(笑)。
週末にチャイナタウンで春節のパレードがあるというので見物に行ってきました。
バンクーバーは北米有数の中国系住民が多い都市で、人口の実に25%以上が中国系と推定されているそうです。そこのパレードなのだからそれはそれは規模が大きい。1時間以上も延々と列が続いています。
にぎやかなパレードが延々と続きます。龍の舞だけでも距離を空けて何グループもやってきます Photo by F.Y.
チャイナタウンで昼食を摂ったのですが、安価で美味しく量が多く、しかもサービスが早い。当然、店は大繁盛です。中国系の人はどこに行ってもたくましい。
裏道に入ると、フェンタニル中毒者が……
にぎやかで華やかな街ですが、この国もフェンタニル中毒患者がたくさんいる。パレードと並行した裏の道を歩くと、驚くべき光景を目にします。
ゾンビドラッグと呼ばれる、フェンタニルを含む強力なオピオイド系薬物の中毒患者が…… Photo by F.Y.
カナダ政府は、依存症患者を「犯罪者」ではなく「患者」として扱う被害低減政策を推進しており、実際に患者数は減少傾向にあるそうです。どんな国にも光と影があるものです。
ともあれ、楽しく充実した旅でありました。次回は夏のナイアガラかな Photo by F.Y.
という事で、本編へと参りましょう。
新基準原付の「スーパーカブ110Lite」(右)と、小型二種免許が必要な「スーパーカブ110」(左) Photo by AD Takahashi
久しぶりの二輪。ホンダ「スーパーカブ110」乗り比べ試乗記であります。







