重要度の「高い情報」とは、まさに聞き手が「聞きたい」と思っている情報のことです。

 では、重要度の「高い情報」と「低い情報」を区別するには、どうすればいいのでしょうか?

 簡単です。

「そのときに自分が思いついた順番」ではなく、「相手が聞きたいと思う順番」で話せばいいのです。

 具体例で見ていくことにしましょう。

 たとえば、IT企業のマーケティング系部署で、業界動向をチェックするために展示会に参加した人がいるとします。翌日、その展示会の様子を簡単に上司に報告することになりました。

 こんな場面で、「話が長い人」は、以下のように話します。

「昨日、幕張メッセで開かれたITフェアに参加してきましたので、そのときの様子を報告します。ITフェアは今年で15回目の開催で、全体のテーマは「さらにつながる世界」でした。これが会場入り口の写真です(と、パワーポイントで貼りつけた写真を見せる)。3日間開催されていて、私は2日目に行ってきました。

 展示会全体は、モバイル、ネットワーク、ビジネスソリューションの3つに分かれていて、モバイルのセクションに人が一番多かったように思います。場内の様子は、こんな感じです(と、また写真を見せる)。

 私が目新しさを感じたのは、XX社の新製品で、これなんですが(製品の写真を見せる)、業界最小・最軽量で、初公開ということもあり、大勢の人がこのブースには集まっていました。実際に手に持った感じは「見た目より重いな」と。でも、「表面の加工とか質感はいいなあ」と思いましたね。

 あ、そういえば、今年はYY社のブースが大きくて、逆にZZ社のブースが小さかったです。YY社の知り合いが会場にいたので聞いてみたら……」

 さて今の説明の中で、あなたは、重要度の「高い情報」と「低い情報」を整理できましたか?