フォロワー同士の
恐怖の“プレゼント交換”

「いいね」を稼ぐ程度なら、気になることもなかったという松井さん。しかし、ある相互フォロワーの行動が、彼女がインスタをやめるきっかけのひとつになった。

「それまで、普通にコメントでやりとりをしていた相互フォロワーのAちゃんから、突然『はるかちゃんにプレゼントを買ったから、住所を教えて』と言われたんです。『なんで買っちゃったの?』とは思いましたけど、今後の付き合いもあるし住所を教えたんです。数日後には、某ブランドの口紅が届きました」

 当時はインスタのフォロワー同士でプレゼントを贈り合うのが流行っていたため、とくに疑うこともなく住所を教えたという。

「その後、自分のために買ったコスメの写真をインスタにアップしたとき、Aちゃんから『いいな~。私地方住まいだから買えないんだよね~』という内容のコメントがついたんです。プレゼントのお返しをしようと思っていたので、同じものをAちゃんに贈りました」

 一度お互いに贈り合ったことでプレゼント交換はおしまい、と思っていた松井さんだったが、Aさんの対応は異なっていた。

「私が新しい化粧品をあげる度に『それ欲しかったやつ!』みたいな、コメントを書き込むようになったんです。そのコメントがつくと”買って送れ”というプレッシャーを感じていました」

 女性ならば、ブランドコスメはそれなりに値が張ることをご存じだろう。大して仲良くもない相手にそこまでする義理はないから、とAさんのコメントをスルーし続けていたという。

「長い間やんわりと断っていたら、Aちゃんの投稿内容が、あるときから変わったんです。『新しい化粧品にばっかり飛びついて買ってるヤツとかバカみたい』なんて、明らかに私に向けた悪口が投稿されるようになりました。『その最新の化粧品欲しがってたの、お前だろ!』って思ったんですけど、相手にしても仕方ないし、かなり不愉快だったのでフォローを外しました。じつは、インスタにはそういう子が腐るほどいるんですよね。しかも、スルーされたら悪口を書きまくるのが常套手段。なかには、悪口を言われたことに腹を立てて、意地でプレゼント交換を続ける子もいるんですよ」

 もはや何と戦っているのかわからないが、インスタではよくある光景なのだとか。