「人事部の某男性社員(当時、30代半ば)が、人事異動の少し前に新卒の女性社員3人に告白し、見事全員にフラれてしまって。その後、彼をフッた3人とも、地方に飛ばされることがありました。しかも、同時期にですよ。ちなみに1人は私です(笑)。公私混同しすぎ!」(20代女性)

 この特殊すぎる状況に鑑みるに、私情を交えて行動に移している(異動を決めている)のは明らかだろう。哀しきかな、権力を握りすぎている人事部に、運命を翻弄されてしまう社員もいるのだ。

廃墟で履歴書を適当に放置
個人情報管理が甘すぎる人事部

 衝撃のモンスター人事部エピソードはまだまだ続く。

「会長のドラ息子が20代後半の若さで営業統括に就任したときは、全社的に大騒ぎになりました。営業統括のポジションに就けるのは、これまでの傾向を見ると早くて30代半ば、平均すると30代後半ですよ。だから何この人事……と皆怒り心頭ですよ。

 その息子、就任直後だけではなく、就任後の言動も最悪でした。出社するのは月2回程度、というのはまだマシなほうで、常に偉そうな物言い。しかし40~50代の彼の父親世代の人間も、皆ペコペコするしかなくて。

 さらに、明らかに私用と思われる飲食費や旅行費を社の経費として落としまくり。当然仕事もできないし、他の社員との意思疎通もうまくいかないし、皆困り果てていましたよ。彼に対しても、会長やドラ息子の言いなりになっている、コマのような人事部にも」(30代男性)

 家族経営の会社だと、こうなってしまうのは仕方のないことなのだろうか。しかし、実力もない人間を部の長に据える人事は、決して会社のためにならない。むしろ、組織を悪くしてしまう可能性がある。人事は会長やその周辺に対し、反論とまではいかなくても、何か意見することはできなかったのだろうか。

「前の会社では、面接に来た人の履歴書を段ボール詰めして、ほぼ無人と化した廃墟のようなビル内に、無造作に置きっぱなしにしていました。普通に『これ、ゴミだよね?』と思うような状態でしたね。

 ネズミが出るわ、エアコンは効かないわ、雨漏りはするわ、トイレは詰まるわで、月曜朝はきまって小便や吐瀉物の跡、ときどき人糞が転がっているような、歌舞伎町のおんぼろビルですよ……」(30代男性)