――言われて見れば、外資系のIT企業やクリエイティブな業種には、ADHD脳の人が多いような気がしますね。

 多いと思いますよ(笑)。特に目立つ能力はなくても、常識的で地道にコツコツとやってくれる社員を集めるのか、欠けているところもあるけれど、きらりと光るところのある社員を上手く使いこなしていくのかの選択です。

 ADHD脳の人は、常識に囚われていないからこそいい思いつきがでたり、『それって無理でしょう』と誰もが反対するようなことにチャレンジしたりできるのです。どうか上手く、仕事に活かしていただけたらと思います。

 本人に悪気がない以上、叱責したり怒ったりするのは良策ではない。「脳の癖を憎んで、人を憎まず」。上手く活用することが、会社の発展につながると、割り切ってみてはいかがだろう。