トップは「M&A・プライベートエクイティ投資」で、なんと平均年収1095万円!その所属先は大手外資系証券会社(投資銀行)やプライベートエクイティファンドが中心であり、徹底した実力主義の世界が年収に反映されているようです。今回の対象は35歳以下ですが、この職種は若くして年収2000万円超えも珍しくありませんし、上は年収5000万円の人もいます。

 次いで2位は「リサーチ関連(金融)」で平均928万円、3位は「ファンドマネージャー・アナリスト」の平均903万円が続きます。こうした上位にランクインしている職種は、いずれも大手証券会社や資産運用会社に勤務している人たちが中心です。

 少し毛色が違うところでは、8位にランクインした経営・戦略系のコンサルタント。平均828万円で、外資系コンサルティングファームなどに所属している人たちが中心です。

 一方で、サービス系の営業職は平均547万円、人事・労務職は平均593万円でした。全体の平均は773万円ですので、いかに上位の金融・コンサルタント系職種が平均年収を引き上げているかが分かります。

 一つ断っておきますと、今回のデータは、金融やコンサルタントへの転職を考えている登録者が中心です。一般企業の登録者もいますが、よりハイクラス層のビジネスマンが集まっています。

 とはいえ、なぜ若くして職種の違いでここまで差が出るのでしょうか。

 アンテロープの小倉基弘代表は「上位の職種は、企業価値の評価をする仕事など非常に高い専門性が必要な職種だからです」と解説します。特に金融系の仕事は企業の収益に直結するとあって、高年収につながっているわけです。

出身大学は東大大学院卒が圧倒
理系が年収も高く優勢

 さて、こうした高収入のサラリーマンたちは、どんな大学の出身者なのでしょうか。そこで学歴と年収との関係を見てみたのが次の表です。