松下幸之助が成功した本当の理由とは?

 事業を始める以上、幸之助氏は決死の覚悟だったに違いなく、石にかじりついても事業を続けるつもりだったでしょう。

 しかしながら、失敗してもメシが食えればそれでいいや、と考えることで精神的にラクになるのも事実です。決死の覚悟の中にも、こうした軽さを持ち合わせることはとても大事なことです。

 さらに言えば、仮に失敗したとしても、何度でもチャレンジすることは、現実的に不可能な話ではありません。

 日本では失敗した人に対するバッシングが激しく、事業や投資に失敗すると、二度と立ち上がれないとも言われます。この話も半分は本当なのですが、半分はウソであり、うまく立ち回れば実は何度でも再起は可能です。