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 6月8日、上院情報委員会の公聴会で、コミー前FBI長官が衝撃的な証言を行った。「トランプ大統領と初めて会った時からメモをとったのは、後で嘘をつかれる恐れがあったからだ」と述べ、大統領に忠誠や捜査中止を求められたことを明らかにしたのだ。

 それが司法妨害にあたるかどうかの判断は専門家の間で分かれるが、下院情報委員会のメンバーであるアダム・シフ議員はこう述べた。

「大統領がFBI長官と9回にもわたって会談し、繰り返し忠誠と捜査中止を求めたことを見れば、司法妨害の意図があったことは明らかです」

 また、CNNの法律アナリストのジェフリー・トービン氏は公聴会の後、「大統領補佐官が捜査対象となるなかで、大統領がFBI長官に捜査をやめてほしいと言う。これを司法妨害と言わずに、一体何を言うのか」と話した。

「トランプ大統領は政権を覆う雲を取り除くために捜査中止を求めた」というが、それが明らかになったことで、米国内で「トランプ弾劾」を求める声が一段と高まってきた。ロシア疑惑の捜査が新たな段階を迎えるなか、トランプ大統領の命運も尽きかけている。