でも、何を言えばいいんだ?と思いますよね。一番手っ取り早いのは「質問すること」です。相手の話を必死に聴いて、分からなければ遠慮なく質問すればいいのです。あるいは、以下のようにお願いしてもいいですね。

 Sorry but your talking is little fast for me. Can I please say again slower?
(ちょっと早くてついていけなかったから、もう一度ゆっくり話してくれる?)

 上の表現が、ネイティブの人にどう伝わるのかはよくわかりません。ただ、私は時々こう言って自分が分かるようなスピードで言い直してもらうお願いを時々して、ちゃんと伝わっています。これも会議に参加していることをちゃんと表明しているわけですし、理解をしようとしている姿勢も併せて見せることができます。

 もう少し踏み込んでやるなら、

 My understanding is XXX but it is OK?
(ボクはXXXと理解したんだけど、これでいい?)

 これまた、ネイティブから見れば言葉遣いが妙だったり幼稚だったりするかもしれませんが、とにかく「何か言う」というレベルであればこれで十分です。

 ちなみに、私が今回参加したミーティングの半分以上はノンネイティブ・イングリッシュスピーカー、すなわち英語以外の言葉が第一言語の人たちです。なので、細かい文法の違いにこだわって話す人の方が少数派でした。

 グローバルビジネスの世界においては、いわゆる英語圏の人たちのルールに完全にのっとって話さなくてはならない、と萎縮してしまっていては、いつまでたっても成長しません。とにかく何でも話した方がいいのです。

 ちなみに、非常に仲のいい同僚にブラジル人とドイツ人とフランス人がいて、みんなが口をそろえて言うのは「自分たちだって英語では苦労した」とのことです。日本人に比べれば、そのハードルははるかに低いはずではありますが、母国語以外の言葉を話すのに苦労するのはどこの国でも同じようです。

 遠慮することはないので、とにかく何か話す。それも「ゆっくり話してくれ」とか「あなたの言ってることはこうか」という一言だけでもOK。発言する、という小さな成功体験をまずは手にしてみてください。