北朝鮮は、またも予想外のミサイル発射で国際社会を驚かせた。
7月28日深夜、北朝鮮は慈江道・舞坪里(ジャガンドウ・ムピョンリ)から弾道ミサイルを発射。ミサイルは高度3700kmに達し、47分間に水平距離で1000km飛行した後、日本の排他的経済水域内に落下した。
米国防総省は、このミサイルを通常の高度で打ち上げた場合、飛行距離は最大で5500kmを超える大陸間弾道ミサイルであると分析。今回のミサイル発射は「いつ、どこからでも発射できる」とする北朝鮮の主張を裏付ける形で、発射時間、発射場所ともに予測を覆すものであった。