誰しも試行錯誤の末に
ようやく土台を構築できる
ここまで読んできて、自分には「ハードルが高い」と感じる人も多いかもしれない。
しかし、強い事業基盤を確立した企業であっても、当初から戦略的にその基盤を採用できた企業は少ない。多くは、試行錯誤の結果として、強固な土台(プロフィットエンジン)を構築するに至っている。
先に挙げた「ほぼ日」の手帳にしても、糸井氏は意図してあの事業モデルをつくり上げたわけではない。事業の継続を目指していた結果、たどりついたモデルなのである。
本当に「好き」で「食う」を目指すなら、まずは様々な「プロフィットエンジン」事例を見つけ、自分の“やりたいこと”に当てはめることから始めてみたらどうだろう? そうした作業を通じて、より早く答え(継続的な事業基盤の確立)に到達することができるだろう。
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