山口揚平
第9回
「友人と起業」が失敗する理由
起業は不安をともなうもの。そのため、気心の知れた友人と起業したいと思う人がいます。しかし、3年で8つの事業を創造した山口揚平氏によると、「友人との起業はうまくいかない」と指摘します。今回は、どうすれば共同創業者を口説いて、仲間に引き込めるかを解説します。

第8回
起業に最適な人数は◯人
アップルのスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアック、ナイキ社のフィル・ナイトとビル・バウワーマン……。パートナーと組んで創業に成功した例は枚挙に暇がありません。しかし、「もしも2人の議論が平行線になった場合、事業が停滞しやすい」と山口揚平氏は指摘します。今回は、チームで創業するときの注意点を紹介します。

第7回
株を創業メンバー3人で分けるのが最悪な理由
事業を興すうえで、避けては通れないのがファイナンス。事業創造のプロである山口揚平氏によると、いちばんやってはいけないのが「創業者のあいだで株式を均等に配分すること」だそうです。前回に続き、準備期のファイナンスで重要なエッセンスを凝縮してお伝えします。

第6回
創業したてのベンチャーに10億円もの値段がつくカラクリ
起業や事業創造を語るうえで欠かせないのがファイナンス。必要なのはわかっているけど、分厚い入門書を手にとるのは気が引ける……、そう思っている人は多いのではないでしょうか。今回と次回の2回にわたって、創業期のファイナンスに必要なエッセンスを凝縮してお伝えします。

第5回
ハーバード、オックスフォード、日本の有名私大、本当の収益は授業料でなく◯◯。
3年で8つの事業を立ち上げた山口揚平さんによる起業家のための大人気連載の第5回は、利益を出すしくみである「利益方程式」について前回に引き続き解説します。

第4回
人類最強のビジネスモデルは◯◯である
3年で8つの事業を立ち上げた山口揚平さんいわく「人類が発明した最強のビジネスモデル」がわたしたちの身近にあると指摘します。それは一体どの業種のことでしょうか。

第3回
儲かるビジネスは「脳」と「心臓」を握る
3年間で8つの事業を立ち上げた山口揚平氏いわく、「起業には定石があり、時流にうまく乗ったコンセプトを作ることができれば、起業は9割成功する」。この時流を見極めるには、「政治」と「経済」の状況を理解する必要がありますが、それだけでは足りません。「社会価値」と「技術革新」にも目を向けるべきとのことですが、それはどういうことでしょうか。

第2回
時流を見極めれば「豚」だって成功する起業に必要な事業コンセプトの考えかた
「定石どおりに進めていけば誰でも起業できる」と断言する山口揚平氏。その「定石」の最初が「コンセプト作り」です。自分の思いをきちんと言語化し、「時流」に乗ったコンセプトを作れれば、起業は9割成功できると言います。その詳細を聞きました。

第1回
起業には「成功パターン」があった!8つの事業を立ち上げて気づいたこと
起業は「イチかバチかのギャンプル」と思われがちです。最新技術を追い求め、IT分野で財を成す……というイメージを持たれている方も多いのではないでしょか。しかし、3年で8つの事業を立ち上げた山口揚平氏によると、「起業には確立された方法論があり、丁寧に進めていく作業にすぎない」と断言します。どういうことでしょうか。

第21回
「信用」だけでなく「才能」や「優しさ」もお金の代わりになる時代
資本主義経済から信用主義経済へーー。次々と話題作を発表する作家・平野啓一郎さんと、『なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?』の著者・山口揚平さんが語り合う、時間と信用、そして「分人化」の関係性とは。

第20回
お金やセックス…タブーに挑戦する文学の「デザイン」はどう変わる?
お金とはいったい何なのか。そして、文学者はお金とどう向き合うべきなのか。次々と話題作を発表する作家・平野啓一郎さんと、『なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?』の著者・山口揚平さんが、お金、文学、デザインなどについて語り合う。

第19回
お金が最強のコミュニケーション・ツールなのは最も抽象的で匿名性が高いから。絶対に消滅しない
お金の登場によって社会はどのように変化してきたのか?そして、お金自体の存在意義や役割は時代とともにどう変化していくのか?東京大学経済学部名誉教授・岩井克人さんとの対談後編では、いよいよ「お金とは?」というテーマの核心に迫る。

第18回
お金とは、実体が存在しない最も純粋な投機である
お金とはいったい何か?社会においてどのような役割を果たしていて、私たちはどのように接するべきなのか?『なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?』の著者・山口揚平さんが、東京大学経済学部名誉教授で貨幣論の権威である岩井克人さんから、長年の研究と思想の一片を聞き出す。

第17回
「踊る阿呆に見る阿呆」で言えば、今はアベノミクスに「踊る」ときである
『なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?』著者の山口揚平さんとマネックス証券代表取締役社長CEOの松本大さんとの対談・後編です。前編以上にお金の本質に迫る議論が繰り広げられていきます。

第16回
自由に生きている人ほど成功して見えるのはデフレが原因。今後は「大組織モデル」も復活する!
今回のゲストは、マネックス証券代表取締役社長CEOの松本大さんです。自ら「松本マニア」と公言する山口さんは、松本さんが起業されたころから敬愛の念を込めて注目してきたといいます。おふたりの共通関心事である「マネー」について、じっくりと語り合います。

第15回
組織でも不可欠な「個人として生きる能力」鍛えるには異文化に触れ「常識」を疑おう
『なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?』著者の山口揚平さんとブランド経営戦略ストラテジストの坂之上洋子さんとの対談の後編です。前編に引き続き、お金と愛のバランスについての話題から語り合います。

第14回
仕事の選択基準は「愛が持てるかどうか」お金でパワーは得られてもフォースにならない
今回のゲストは、ブランド経営戦略ストラテジストで作家の坂之上洋子さん。ふたりの交流は、山口さんがダイヤモンド書籍オンラインで連載されていた文章を、坂之上さんが偶然目にしたことから始まりました。今回の対談は、互いに認め合うおふたりが、これまで語らなかった領域に踏み込んでいきます。

第13回
互いに納得できる人とのみ依存しない関係を築いて新しいことにどんどん挑戦する仕組みをつくる
お金でつなぎとめる従来の雇用関係にとらわれない、新しいタイプの組織を築き、つねに自分自身をさらけ出しながらその可能性を追求してきた自称“連続起業家”の家入一真さん。『なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?』の著者・山口揚平さんとの対談後編で辿り着いた結論とは?

第12回
経営者と従業員の関係は「庇護」か「対等」か?「お金による繋がり」へのスタンスはそれぞれ異なる
会社を作って人を雇えば、給料というかたちでお金が関わってくる。そうなると、人と人の関係はどう変わるのか?今回はゲストに『お金が教えてくれること ~マイクロ起業で自由に生きる~』の著者・家入一真さんを迎え、起業家同士の対談の中でその答が出てきました!

第11回
アイドルと同じで手が届かないからこそ思いが募るお金がもたらす“無限の可能性”という錯覚
巷に出回るお金の量を増やせば物価が上昇してデフレを退治できる――。アベノミクスのリフレ政策は本当に有効なのか?お金が有する力とその限界、さらにリフレ政策の危うさをテーマに、慶応義塾大学ビジネススクール准教授の小幡績さんとの対談後編はさらに盛り上がります。
