大人の街・有楽町に、この秋男性のためのオシャレの殿堂が誕生する。その名も、「阪急MEN’S TOKYO」。有楽町阪急が26年の幕を閉じ、10月15日にリニューアルオープン。メンズ専門館としてセンセーショナルに生まれ変わるのだ。
この「阪急MEN’S TOKYO」のキーワードは、ビジネスでもプライベートでも、世界を舞台に活躍する男のための「ジェットセッター」だ。スマートかつラグジュアリーであり、ハイエンドなブランドを世界中から選び抜き、編集しながら、全9フロアにわたって展開する。
国内外の出張や日常のオンタイム、週末やバカンスなど、あらゆるシーンを想定してアイテムを揃えていることが大きなポイントだ。また、「グッチ」「プラダ」「トム フォード」など、世界の一流ブランドを国内最大級の品揃えで紹介。さらには、「ヴェルサーチ」など注目ブランドのメンズトータルブティックも、世界で初のお目見えとなる。
さらに、フレグランスやメンズジュエリーなども多彩に揃え、大人の男ならではの色気を提案するほか、店内もグレーを基調にピンクや紫色をアクセントとして配色するなど、大人のセクシーさが店内に満ち溢れているのも特色だ。
これらを見て実感するのは、運営するエイチ・ツー・オー リテイリングのマーティングの確かさだ。たとえば、都市部を中心に急増している「自転車ツーキニスト」に向けた自転車ショップ「ザ・パーク」を設けるなど、日本のラグジュアリーなビジネスマンのみならず、外国人富裕層のライフスタイルを徹底的にリサーチ。その上で、先進的な舞台を揃える同社の意気込みの強さを感じずにはいられない。
美意識の高いビジネスマンたちに提供する「本物の男の色気」――男性たちがどんどんお洒落で美しく、セクシーに進化していくことは、もちろん女性にとっても歓迎すべきことである。
店内には、カップルで利用できる美容室やネイルサロン、マッサージやフットケアを供する専門店もあるが、男女双方が共に美しくなるという相乗効果が、この秋の東京のファッションシーンを、さらに輝かせるものとなるだろう。
(田島 薫/5時から作家塾(R))