フェイスブックにも似たような機能があるのでご存じの方も多いと思うが、ウィーチャットの「紹介カード」は友人に別の友人を紹介するときに使用するもの。ウィーチャットの場合、フェイスブックのように相手の名前だけでは検索できず、あてずっぽうで友人を探すことはできない。相手のウィーチャットIDや電話番号を教えてもらうか、直にお互いのスマホのQRコードをスキャンするなどの方法があるが、紹介カードがあれば、IDなどを知らなくても、すぐに友だちとして追加できるので便利だ。

 こうして「友だち」に追加した4人にはすでに趣旨が伝わっているので話も早い。私もせっかちな性格なので「来週のご都合はいかがですか?」と聞いてみると、なんと中国に出張する予定の1人を除いて全員OK。

 しかもその返事はすべて私の送信からわずか2~3分後に来た。土曜日のほうが平日よりもメッセージやメールが少なく、逆に返信しやすかったのかもしれないが、彼らはふだん相当忙しい立場にあり、決して「ヒマ」なわけではない。土曜日は基本的に仕事は休みだが、すぐに返信してくれた。私も、この「中国式スピード」に乗らなければと思い、道路の脇で足を止めて急いで立ったまま返信し、約束を取り付けることができた。

 金曜の午後から24時間も経たないうちに、私は取材に必要な3人の重要人物のアポを簡単に取り付けることができ、「ウィーチャットってなんて便利なんだろう」と感激した。これまでも中国人相手の場合「返信は素早く!」は私のモットーだったが、今回はいっぺんに4人も紹介されたので、つくづくそう感じたのだ。

ウィーチャットで
グループをつくる

 もちろん、紹介してくれた友人の素早さや律儀さ、紹介された相手の「紹介してくれた友人のメンツを立てるべく(私に対しての)丁寧な対応」にも感心した。彼らが私の取材を引き受けてくれたのは「信頼できる友人の紹介」があったからに他ならない。こうして、いとも簡単に約束できたことはありがたかった。