組織や家庭も壊す
「天の六白」最大の危険因子
<<ベストQ3>>
過剰にやりすぎていませんか?
天の六白人の“集中力”。これは、時にすさまじいものがあります。
一度、スイッチが入ってしまうと、三日三晩寝ずに没頭してしまうことも多々あります。
これが天の六白人にとっての危険因子である“過剰の精神”なのです。
一見、「高い集中力ですばらしい!」と思うかもしれませんが、この能力は、とても危険な諸刃の剣でもあります。
第一に、本人は自覚していないかもしれませんが、体に大きな負荷をかけてしまっています。
これは、年を取ってくると、どっしりと体に不調がやってきます。
「天の六白」は、どちらかというと、晩年運の傾向があるので、ある程度年を取ってからの体の健康、すごし方が重要になります。
ですから、若いときの“過剰な行い”には十分気をつけてください。
第二に、あまりに自分の世界に没頭し、過剰なエネルギーを使いすぎると、まわりとの温度差も生まれてしまい、家庭や組織が崩壊してしまうこともあるので注意が必要なのです。
「天の六白」としてのリーダー的な使命感から、人からの頼まれ事を、これでもかと過剰にやりすぎてしまうのでしょう。
しかし、体を壊してしまってはまったく意味がありません。
何事もほどほどが大切です。
頭脳明晰ゆえに、学ぶことが大好きで、関心のある技術や資格も習得します。
しかし、体は資本です。“適度に”を忘れないようにしましょう。
いかがでしたか?
以上が「天の六白」の「強運への9の質問(ナインクエスチョン)」のうち、特に押さえてほしい“ベスト3”です。
あなたはできていましたか?
本書には、「9の質問」すべてを詳しく解説しています。
6つで合格点。4つで及第点。3つ以下で落第点です。
同じ「天の六白」の同僚とも、この課題に対して、努力しているかが、仕事のできる・できないはもちろん、人生の豊かさにも、大きな差が出てきます。
イメージすべき、「天の六白」の大きなテーマは、「創造性を持ちながら、リーダーシップを発揮する」です。
純粋な正義や理想を築き上げる強靭な信念を持っているのも「天の六白」です。
ひとつひとつでいいのです。実行できるよう、頑張ってみてくださいね。
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6か国20都市以上にあり、塾生は700名超。