保証書を紛失した人に
ありがたいサービス

 保険を引き受けるのは、東京海上日動火災、三菱住友海上火災、あいおいニッセイ同和損害の大手保険3社である。

「海外にはWarrantee Nowと同じようなサービスがありますが、いずれも保険金が直接ユーザーに支払われる仕組みになっています。そのため、わざと壊して不正請求をするケースも多発しているんです。Warrantee Nowでは、弊社が窓口となって修理を依頼し、修理費用を保険から支払うシステムになっていますので、不正な請求はできないようになっています。保険としての信頼性も高めております」

 Warrantee社では、これまで家電製品の保証書や取り扱い説明書をオンラインで一元管理するサービスを行っていた。保証書の管理が煩雑になり、紛失してしまうユーザー向けに立ち上げたサービスだが、こちらはすでに10万人のユーザーが登録をしている。

「この事業の中で、保証書を紛失してしまい、故障時に高額の修理代を払わざるを得なかったというユーザーさんが多かったんです。アンケートをとってみたら21%もの方が困っていた。これを放置しておくと、保証制度というもの自体が敬遠されてしまう。そう考えて、もっと気軽に入れる保険を作りたいと思ったのです」

 現在は、自然故障、破損、汚損、水濡れへの対応のみだが、近い内に紛失や盗難の場合も保険が適用されるようにしたいと考えている。

 家電製品が増え続ける時代。これを機に一度、保証を見直してみてはいかがだろうか。

(吉田由紀子/5時から作家塾(R))