10月7日、新宿・歌舞伎町のラブホテル街のどまんなかで、ホストが書店をオープンさせる。その名も「歌舞伎町ブックセンター」。「愛」をテーマにした約600タイトルの本を扱うという。お店に行くと書店員ならぬ“ホスト書店員”が、オススメの本を紹介してくれる。
客単価が少なくとも数千円以上のホストクラブの経営者が、何を思って数百円の文庫が並ぶ書店をはじめようと思ったのだろうか。歌舞伎町の人たちは、本当に本など読むのだろうか。
「歌舞伎町ブックセンター」プロジェクトのメンバーである、ホストクラブ経営者の手塚マキさん、編集者の草彅洋平さん、ブックセレクターの柳下恭平さんに話を聞いた。