朝食の次は平日ランチのテコ入れ
「体づくり」に一極集中

 菅野さんが朝食問題の次に着手したのは平日のランチでした。

 ランチタイムに、予算を気にせずに行きたいお店に行き、食べたいものを食べる…そんなビジネスパーソンに私はまだ出会ったことがありません。菅野さんも、同じです。そして、その制限があるからこそ、昼食の内容を変えることに成功したのです。

「これまでは、お店の棚に並んでいるものを特に食べたいと思わなくても、そこにあるから選んでいました。はっきりいって、夜ごはんよりも楽しみではなかった。そうであれば割り切って、朝食と昼食は身体作りのための選択をしよう、と思いました。身体をつくるタンパク源や調子を整えるビタミン、ミネラルを含むものを積極的に選ぶようになりました」

 昼食は会社のデスクで済ませることも多いので、「簡単に食べられるもの」として選んだのが、味噌汁、ゆで卵、サラダのほぼ定番メニューでした。

 コンビニなどで単品買いすると炭水化物に偏ってしまい、タンパク質と野菜が不足しがちなので、卵やサラダをプラスする菅野さんの食べ方を参考にできる人は多いのではないかと思います。

 昼食は午後の仕事の集中力が切れない程度にエネルギー補給できたらいいや、と思っている人も少なくないと思います。でも、「だから安く済まそう」でカップラーメンと菓子パンにするのか、菅野さんのように身体づくりのための定番メニューを決めてしまうのかでは、大きな差を生みます。決めてしまえば、時間も手間もかかりません。

 朝食や昼食の他にも、菅野さんは「午後に空腹感をおぼえたときはオフィスグリコを食べるけれど、前はポテトチップスだったのをグミやガムに変えた」などと良い習慣を増やしていました。