朝食を食べる・食べない
「一流の人」の食生活を鵜呑みにしてはいけない
朝食は摂った方が良いのか、摂らない方が良いのか。ダイエットという視点に限らず、仕事のパフォーマンス向上のためにはどちらがよいのか考え込んだことはありませんか?ビジネスやスポーツの世界で一流と言われる方々が、「朝食は摂らない」もしくは「朝は果物だけ」という食事法をしていると、そのやり方がパフォーマンスにつながるような印象を受けます。一方で、経営者の中には、欧米のようにブレックファストミーティングを取り入れ、朝食を含む朝時間の活用を重視する人もいます。今回は、朝食の効果と、朝食を欠かさない健康的なダイエットの方法をお伝えしたいと思います。
朝食の是非については様々な見解がありますが、推奨している人と自分のライフスタイルがかけ離れていないか落ち着いて考えることが必要です。「1日2食が良い」と話す人は、フリーランスや経営者などお金にも時間にもゆとりがあり、2食については食材や食べる時間などにこだわりを持っている人が多いように思います。一方で、企業に勤めていて、食事の場所も内容も自分で選べない場合には、朝食を抜くことで「自身の食事バランスがより良くなるのか」を考慮する必要があります。
さらに、企業に勤めていると、「朝型生活は効率が良い」という理由で、会社が朝型勤務(朝残業)を取り入れるケースも増えています。夜よりも朝の方が仕事が捗るというのは、誰しも納得するところでしょう。睡眠不足や二日酔いなどでだるい日もありますが、基本的には朝は思考がクリアなはずです。ただ、ここで注意しなければならないのは「早く起きる・早く始業する」ことが仕事の効率に結びつくわけではないということです。パフォーマンスを発揮するために、朝型勤務でも「朝食」を忘れずに摂っていただきたいのです。