高齢者ホームで「ゲス不倫」!? 「人生の最後くらい…」と一線越える大胆恋愛の実態

「やすらぎの郷」ほどドラマチックではないけれど、今日も全国の高齢者ホームで起きている日常生活のあんなことや、こんなこと。発売中の週刊朝日ムック「高齢者ホーム 2018」では、そんなリアルなプチ事件簿をプロファイリング。とっても平和な高齢者ホームの24時間をリポートする。

「同じ名字の入居者の方がいると思ったら、実はご夫婦。二人とも介護を受けていない自立なのに、ツーショットも見たことない」

 80代の母親が、高齢者ホームに入居しているA子さんはそう話す。月に数回は母の部屋を訪ねるため、ホーム内の人間関係にはけっこう詳しいが、そのご夫婦は場所も離れた単身部屋にそれぞれ入居。食事のテーブルも、はるかに遠い。

 おまけにそれぞれに仲のいい異性のお仲間もいて、シングルオーラがバンバン。よもや二人がご夫婦とは、しばらく思いもしなかったという。その後、ご夫婦の妻に聞くと、 こんな答えが。

「ラクをさせてもらおうとホームに入ったのに、夫の面倒を見るなんてイヤ。用がなければ話すこともない。『寝るときくらいは一人でゆっくり』という夫婦別寝の延長ですよ。それが、『人生の最後くらいは、一人でゆっくり』になっただけ」