また、会議や話合いだけでなく、自分自身がやるべきことを考えるときにも役立ちます。常に「Next Stepsは?」と自問する習慣をつけると、論理的に仕事を進めることができるようになるので、ぜひ試してみてください。
■話し合いの流れで、ある程度次が見えているとき
Let's confirm the next steps.
(ネクストステップを確認しましょう)
■とくに責任所在を明らかにすることが重要なとき
Let's clarify who does what.
(誰が何をするかを明らかにしましょう)
■合意に至った「Next Steps」を確認するとき
Here is our action plan. First,~
(これがこれからの活動です)
「OK」はマジックワード!
積極性を出したいときには、どんどん使おう
もし「英語で仕事をするとき、最も有効なものは何か?」と聞かれれば、私は「OKという言葉を使うことです」と答えるでしょう。
考えてみれば不思議です。「OK」という言葉を知らない日本人はまずいません。しかし、「OK」という言葉は、英語で仕事をするとき、私のボキャブラリーにまったく入っていませんでした。
日本語でしたら「オッケイ」と軽い言い方をして、とてもカジュアルなイメージを持っていたので、まさか仕事で使える言葉だとは思えなかったのです。
例えば、いざプロジェクトの方針を決めるような会議で、
Let’s do that.
(それをやろう)
Why don't we do this.
(これをやったらどうだろう)
と言われたら、何と返しますか。
当時、私の貧しいボキャブラリーでは、「Yes」が唯一の選択肢でした。
Let's を Yes で受けるなど、教科書にもないやりとりですが、そもそもこちらの気持ちがまるで伝わらないことが問題です。かなりのやる気を持っていたとしても、無機質で覇気のない印象です。もちろん、次の言葉をすらすらと続けられれば問題ないでしょうが、それができないから困るわけです。