モーターショーといえば、もちろん自動車メーカーが中心だが、自動車メーカー以外の企業や業界が参加し、自動車業界だけにとどまらない産業や社会、世の中全体のトレンドを実感ができる展示スペースがある。(モータージャーナリスト 鈴木ケンイチ)
東京モーターショーで
自動車メーカー以外の展示も
モーターショーにも流行りすたりがあり、それをチェックするのもショーの楽しみの一つ。そして東京モーターショーには、そうしたトレンドを簡単に知ることができる展示があります。
それがテーマ展示コーナーです。
主催者がテーマを定めて、それに合わせていろいろな企業が展示を行うというもの。
自動車メーカー以外の企業による展示が数多くあるため、その時々のトレンドを感じることができるのです。
今回の展示の場所は、トヨタの上となる西展示棟の2階です。
「クルマがつながる」という
未来のモビリティ社会がテーマ
今年のテーマ展示のタイトルは「TOKYO CONNECTED LAB」――。
「クルマがつながる」という「未来のモビリティ社会」がテーマになっています。
ちなみに世界のモーターショーのトレンドは、「電動化」「自動化(クルマの知能化)」「コネクテッド」の三つ。
テーマ展示は、その一つである「コネクテッド」をピックアップしたというわけです。