希望執行部にスキャンダル!?
永田町に飛び交う噂

 ならば、考えられるのは一つしかない。このタイミングで唐突に「代表辞任」という決断を下したのは世論の声に押されてなどではなく、そうせざるを得ない「大人の事情」があった、ということだ。

 まことしやかにささやかれているのは、「スキャンダル」の存在だ。

 実は小池氏は、これまで致命的なスキャンダルがないだけではなく、「巻き込まれ型」のスキャンダルも非常にうまく回避してきている。たとえば、「政敵」だった守屋武昌事務次官のスキャンダルが発覚して大騒ぎになったのは、周囲から慰留されながらも防衛大臣をお辞めになって、2ヵ月もしないうちのことだった。

 そうした危機回避能力が極めて高い小池氏が、唐突に「希望の党」と距離を取り始める。これは玉木雄一郎代表や執行部に、なにか特大スキャンダルが持ち上がる前触れなのでは──なんて観測も永田町ではささやかれているのだ。

 もちろん、このタイミングで辞任を決断した本当の理由は、小池氏本人しかわからぬことだが、第一報を耳にして筆者がまず頭によぎったのは、11月8日に開催された自民党受動喫煙防止議連の会合が影響しているのでは、ということだ。

 小池氏の去就と「受動喫煙対策」なんて大して関係ないだろう、と思う方もいらっしゃるかもしれないが、それが大いにある。というよりも、小池氏が再起を果たせるか否かは、このあたりで自民党や安倍政権よりいかに優位に立つかにかかっている、と言っても過言ではないのだ。