本だけに……本作りはホンとに大変と言ってみる

 まったく話は変わりますが、ついに今週、12月8日(木)配本予定の作品が手を離れました。神田昌典さんが1998年に書き下ろした処女作、『小予算で優良顧客をつかむ方法』の新版です。タイトルは『新版小予算で優良顧客をつかむ方法―マーケティング常識11のウソ』。はじめて読んだときから、14年近く前に書かれた作品には思えず、実践的でありながら「モノを売る」というマーケティングの本質が語られた作品だと感じます。

『新版 小予算で優良顧客をつかむ方法』の色校正
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 14年前の事例を最新の内容に刷新したことに加え、神田さんに新版への想いを込めたまえがき、そして各章末には、最新のマーケティング事情や、時代を担うマーケターへのメッセージを書き下ろしていただきました。ダイレクト・レスポンス・マーケティングの第一人者である神田さんの言葉は、これからの20年も残っていくと思います。

 金曜日に装丁の色校正が出て、じつは14年前にこの作品を手掛けたT江編集長がFacebookの書籍編集局ページに掲載してくれたので、こちらでもちょっとご紹介。

 デザイナーの重原隆さんには、まだ独立して間もない神田さんの荒々しい一面と、現在はトップコンサルタントとして活躍されている本格派の雰囲気も表現していただき、素敵な装丁にしていただいたと感謝しています。

 もうしばらくしたら、ダイヤモンド社の書籍紹介ページも整えたいと思いますので、進捗あり次第紹介させていただきます。

 元の原稿がある程度揃っている新版とはいえ、本1冊をつくるのは大変だと身に染みて感じます。また、色々な方の協力があって完成するということも改めて実感しました。年明けにかけてまだ作品が控えていますが、手にとっていただける素晴らしい作品になることを自分でも期待しています。

 最後に、最近愛読をはじめた『男子食堂 2011年11月号』(KKベストセラーズ)に掲載されている、週末に作った野菜料理をご紹介。もう何の日記かわからなくなってきましたが、『主食をやめると健康になる』実践編ということで。

 まず、細かく切ったベーコンとすりおろしたニンニクをオリーブオイルで炒め、香りが出てきたところにレンコン・ゴボウ・ニンジンなど好きな根菜を投入。全体に油が馴染んだら、トマト缶を野菜が浸るくらいの分量を投入して、水気が飛ぶまでひたすら煮込みます。最後に、塩と醤油で味を調えれば完成と。

 大量に作ったので、今週はこちらをメインに糖質制限を実行し、健康体を目指したいと思います。

今週の気づきと来週以降のテーマ
・生活改善に取り組む
・装丁は顔
糖質制限の成果は、次週グラビアで

(来週からはまた毎週水曜日更新に戻ります。ムラタくん、がんばれ。オレは遠くで見てる。)