そろそろ忘年会シーズン。会社や取引先との忘年会などで、幹事を任される人も多いと思いますが、たかが忘年会、されど忘年会。会の仕切り次第で「アイツできる!」と評価が上がるチャンスでもあります。
むしろ、ここで失敗してしまうと、出来ないヤツという烙印を押されてしまう可能性も大。そこで、『気のきいた短いメールが書ける本』を参考に、忘年会の案内メールとそのポイントを解説します。

デキる幹事!と思われる3つのメール術

【ポイント(1)】日程調整メールの書き方

 ビジネスのメールは長く丁寧だったらいいというわけではない、ということを意識しましょう。忙しい仕事の合間に読んでもらうので、内容をわかりやすく簡潔に伝えることが大切です。

 最初に、日程調整のメールですが、事前に会議などの場でひとことお願いしておけば、気をつかわずに単刀直入に本題に入れます。

本日はお疲れさまでした。
忘年会の日程調整を致しますので、
お手数ですが、添付の表にご都合をご記入の上、
ご返信ください。

 ちょっとこれでは味気ない…という場合は、自分が幹事であることをひとこと書いた上でメールをするといいでしょう。

忘年会の幹事をおおせつかりました販売一課の小林です。
よろしくお願い致します。

早速ですが、調整サイトを用意致しましたので、ご都合をご記入ください。
https://schedule.com//List?h=abcdefg
スタートは6時30分を考えております。

お店や内容についてご意見がありましたら、小林までお送りください。
どうぞよろしくお願いいたします。

 上記のように、各自が書き込めば自動的に集計してくれる便利な日程調整サイト(無料)を利用するのも手です。ただし、このようなサイトでは、お互いの都合が見えてしまうので、社外の目上の人に記入をお願いするのはちょっと失礼かもしれません。

 その場合は、別途作成した表を添付して記入してもらうか、候補日を列挙し、引用返信で答えてもらえるようにするのが失礼にあたりません。

 また、候補日が限られている場合は、

こちらの事情で誠に申し訳ありませんが、
12月15日(金)もしくは21日(木)のいずれかで考えております。

 と書くと、よりスマートです。