いつもの冷蔵庫の食材が簡単! 贅沢レシピに大変身! もう献立に迷わない!
「すごい」と話題沸騰中の「伝説の家政婦」志麻さんが、ついに待望の処女作『志麻さんのプレミアムな作りおき』を発売!たちまち大きな話題となり、第6刷が決まった。
ふだんお家で食べたことのない「タンドリーチキン」、「農家の野菜スープ」、「ラタトゥイユ」、「豚肉のビール煮」、「お米のニース風サラダ」、「ローストビーフ」、「アッシ・パルマンティエ」、「ハヤシライス」、「メンチカツ」、「チョコレートムース」など、フランス家庭料理から、和洋中、エスニック、おやつまで秘伝のレシピが多数収録され、ふだん料理をしない人でも、手早く簡単に作れてしまうというから驚きだ。
冷蔵庫にあるふつうの食材が、なぜ、ワンランク上の「簡単! 贅沢レシピ」に変身するのか?
これさえ覚えておけば、平日多忙なお父さんお母さんも、尊敬の眼差しを浴びるかもしれない。
新年1/5からTBSラジオに出演。3時間で15品以上作るという志麻さんを、本書担当編集が直撃したレポートをお送りする。
(撮影:新居明子、構成:寺田庸二)
じゃがいもレシピの
ポイントは2つ
『志麻さんのプレミアムな作りおき』には、「にんじん」「玉ねぎ」「じゃがいも」「キャベツ」「トマト缶」「卵」など、素材別レパートリーが掲載されていますが、今回は、「じゃがいもレシピ」のコツを志麻さんに伺ってみました。
ジャガイモレシピのポイントは2つあります。
ジャガイモをゆでたり、蒸したりするのは時間がかかるので、レンジで火を通す人多いはず。「ポテトサラダ」(本書p98)など、ほっこり感を出したいときは、電子レンジを使います。
「ポテトサラダ」は、手作りのマヨネーズで、いつものサラダが特別な一品になります。マヨネーズは思ったより簡単ですから、ぜひ本書のレシピで作ってみていただければと思います。
一方、「じゃがいものピュレ」(本書p100)など、じゃがいもをなめらかにしたいときには、ひと手間かけてゆでます。「じゃがいものピュレ」はクリーミーでふんわり。魚や肉料理の付け合わせにもいいし、これだけでも立派な野菜料理です。これをたくさん作ってストックしておけば、「アッシ・パルマンティエ」(本書p101、煮込んだひき肉を「じゃがいものピュレ」で覆ったグラタン)もすぐに作れます。
電子レンジが蒸すプロセスを代用してくれますからどんどん活用します。
ただ、電子レンジだと火力が強すぎてかたくなることがありますからワット数と時間、ジャガイモを濡らす、または濡らしたペーパーで包むなど気をつけます。
料理よって電子レンジを使うのか、ゆでるのか。瞬時に見極めます。
また、じゃがいもは、皮つきか、皮をむくか、ですが、皮つきのほうがいいです。なぜでしょうか?