「中国のハワイ」と呼ばれる海南省

突然の日付変更に
通訳不在などトラブル続き

 今月上旬、第2回中国農業(ボーアオ)フォーラムに参加するため、日本企業を数社連れて数年ぶりに海南省を訪れた。

 中国のフォーラムといったイベントには、大きな傾向がある。主催者が北方側か南方側かによって内容も収穫も大きく異なってくるのだ。北方側が主催者の場合だと、会場の大きさや参加者の多さ、そして出席陣の豪華さに力を入れる。しかし、実際の効果や参会者のメリットといえば、往々にしてそこまで重んじられていない傾向が見られる。

 だから、参加企業には海南に赴く前にかなりの"予防注射"をしておき、どんなにありえないと思われる事態に遭遇しても、対応できるような心構えをしてもらった。しかし、これだけでは、引率者としての私はやはり失格だと思い、万が一の事態に備えて、いろいろな私的イベントを密かに用意していた。

 案の定、本来、3日の午後に予定されていたパネラーディスカッションが、フォーラム直前にいきなり4日の午前に変更されるという問題が発生した。一番、驚かされたことは、いざ会場に入ったら、日本語の通訳が用意されていないという問題が発生したことだ。