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デジタル時代を勝ち抜くための ビジネスリスクマネジメント

リスクの考え方
現場と経営とのギャップを越える

上原 聖
【第2回】 2017年12月28日
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 このような技術を用いて統合管理を実現することを、GRC: Governance, Risk, Complianceモデルと定義し、このテクノロジーを統合したパッケージソリューションをGRCテクノロジーとして位置付けることができる。

認識のギャップは
リスクマネジメントの障壁

 欧米グローバル企業の事例として、GRCテクノロジーの活用を取り上げたが、重要なことは、リスクマネジメントプログラムを準備、計画、実行する上での“障壁”である、認識のギャップを取り除き、統合管理化(サイロを打破)を実現することである。

 その結果として、リレーションシップの向上による組織文化の変革やリアルタイムでの進捗状況の把握、ROIやビジネスインパクトなどの戦略的価値の測定が実現可能となり、全体的なビジネスパフォーマンスの向上につなげていくことができるのである。

 次回、全体的なビジネスパフォーマンスの向上につなげていくための、具体的なビジネスリスクマネジメントについて、事例を交えて説明したい。

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デジタル時代を勝ち抜くための ビジネスリスクマネジメント

デジタル時代の目に見えないリスクをどう捕捉するのか。経営の実務に資する「リスクマネジメント」について、調査結果や事例を交えながら解説する。

「デジタル時代を勝ち抜くための ビジネスリスクマネジメント」

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