アイリッシュタイムズによると、オサリバンさんはかつて、マーフィーさんと同じ会社でコンピューターの技術者をしていたが、不景気の間に家を銀行にとられ、ホームレスになったことがある。マーフィーさんは視神経に影響を与える巨細胞性動脈炎を煩い、苦しんでいた。

 オサリバンさんは言う。「しばらく彼の所で過ごしていたのだけれど、マットが『ここにいたらどうだい?』と僕に言ったんだ。時折一緒にいたけれども、ずっとではなかった」

 だが、マーフィーさんは、オサリバンさんを介護者として雇うほどの余裕はなかった。

 「とうとう、マットが言ったんだ。僕に(介護者としての仕事に)お金を払う方法は、この家を僕に残すしかないって。彼が亡くなっても、僕が住むところを失わずに済む、と」

 しかし、そうすると5万ユーロ(約670万円)もの相続税がかかることになり、結局納税のために家を売らなければならないことになる。