海外旅行三昧にブランドバッグの貢ぎ物といった派手な生活を送るパパ活女子が多いなかで、慎ましく倹約生活を送り、キャッシュで自宅を購入したというパパ活女子がいる。「最高貯金額は1000万」と豪語する彼女のパパ活生活とは?(清談社 藤野ゆり)
15歳年上夫は月収13万!
旦那公認パパ活妻の言い分
「パパ活は旦那公認。身体の関係はないので、旦那はむしろ応援してくれています」
観月カナさん(仮名/28歳)は、まだ幼い子どもの手を引きながら、待ち合わせ場所に現れた。細身でスタイル抜群。どことなく女子アナの加藤綾子を思わせるルックスは一児の母には見えず、若々しかった。
6年前に結婚しており、旦那は今年50歳。かなりの歳の差婚だ。ハキハキと快活に話す明るい女性で、特に生活に疲れているような雰囲気もない。マイボトルを持参し、中には、おそらく家で入れてきたであろう麦茶が入っていた。相当堅実な生活を送っていることがうかがい知れる。
「旦那とはできちゃった婚だったんですけど、年上なので当然お金を持っているもの、と思い込んでいて。でも結婚してから月収が13万円しかないと知ったんです。しかも借金が100万円以上あることも発覚。騙された気分でした」
コンビニでアルバイトをしていたカナさんだったが、妊娠によって仕事も辞めざるをえなくなった。月収13万円でこれから家族3人、どうやって生活していけばいいのか…。途方に暮れつつも、お腹はどんどん大きくなる。せめて妊娠中でもできる仕事を、と思い、タバコの箱をひたすら組み立てる内職もしたが、月2万円にも満たない収入だった。