運動会や行楽用とて購入していたら受験にも災害にも役立ったなんてありがたいですね。災害時、椅子が欲しかったという声は結構お聞きしました。災害時ではない通常の講演でも、「膝が悪いから、畳に座るのもつらい。椅子の部屋にしてほしい」という声が多くあります。普段でもつらい方がいるのに、避難所のような場所で、つらくならない訳がありません。

 そのため、リュックがそのまま椅子になる製品も売られているのですが、椅子用のフレームが多くつけられてしまう分、リュックとして背負いにくく、重くなってしまう欠点がありました。これだと、重くなりません。

 ただし、リュックにも入るサイズの小型のものは高さが15センチとなるため、立ったり座ったりしにくいという欠点があります。膝が悪い方は高めの40センチの方がおすすめです。また、どのサイズのものも、組み立てる時、硬いので、力は必要になります。受験で使う際には、必ず一度試してみることをおすすめします。

 また、メーカーは推奨していませんが、自己責任で、いざという時、これをかぶってヘルメットがわりということもできなくはないです。内側のスナップボタンが頭にあたってちょっと痛いですが、私はかぶることができました。そのままかぶらなくても、リュックやカバンに入っていたら、中に入っている本と一緒に頭を守ってくれるものになりますね。

 受験会場に行く途中に、「緊急地震速報が鳴って地震が起きた!」なんて時にも、防災用ヘルメットを準備して受験会場に行く人はいなくても、椅子ならば準備しやすいのが嬉しいです。

 もうひとつ、受験生におすすめしたいのがこちらです。椅子は持っていかないという方でもこの断熱シートの座布団は検討していただきたいです。

1分でも惜しいテスト中
トイレに行きたくならないようにするには?

講演会でいつもご紹介している「断熱シートの座布団」(画像提供:あんどうりす)

 お弁当時に使うだけではありません。試験会場が大会場だった場合、そして、大学などの椅子に時々ある、腰の部分が空洞になってしまう椅子の場合、気づかないうちに腰が冷えるのです。

 ネットで検索してみたら、名古屋の名城大学に講義室の椅子を改善したビフォーアフターの画像がありました。左側の古い写真のようなタイプの椅子の場合です。

知ってましたか?「収納椅子の秘話」(名城大学)
https://www.meijo-u.ac.jp/sp/meiguru/detail.html?id=CFjrGF